久々のスプレーワーク
おうち時間と言いながら昨日の日曜は良い天気でしたので、昼間はスプレーを使って古い車の手入れをしました。。。
この週末はCADによるパーツの準備に専念しておきながら、長雨続きで作業が出来なかったこの夏のリカバーをしなければなりません・・・。
この夏の工作は、手の込む東急7200はそっちのけで、サウンド試改造をしたトミックスの113系を更に手入れするために・・・。
先ずはレタリングを準備しました。製品にも入っていますが、時代設定が昭和60年以降のものでしたので、昭和50年代のものを準備することに・・・。
御覧の通り青帯の方も準備しています。そう、赤帯も青帯も以前に中古で入手していた死蔵品だったもの復活させる作業を始めたわけです。
と言っても、赤帯の編成は新品同様の中古品で、オプションパーツも含め一切手つかずだったため、サウンド化の餌食になったわけです。
そして新造時の再現であれば、「天ナラ」表記は当然おかしいわけですから、「天ヒネ」の赤文字表記を準備する必要があるのであります。
同様に、青帯の方も中古で入手していたものですが、こちらの方は以前の所有者が国鉄末期の仕様でオプションパーツを取り付けていたために、新造時のスタイルに復元する必要が生じました。
折角復元するなら、113系の青帯2000番代は、とても貴重な編成であるからして、新造配置だった「鳳電車区」仕様という、たった5日間のスタイルを再現することにしましたので、自動的に青文字「天ヒネ」表記が使えず「天オト」表記を準備することになったわけで・・・・
という事情でレタリングを自作特注して手に入れました。
そして、この日曜日は手入れが必要な青帯編成をバラシ、屋根を赤帯編成と同様新造時の塗装区分に塗り直したわけです。
更に・・・
先頭車は空中線を取り外し、穴埋め作業が生じます。
灰色9号の色調はどうしても製品とは合わないですから、必然的にオデコに貼付されている滑り止めシートを再現する灰色9号塗装を追加しました。
本来ならこの滑り止めシートはすべての車両に貼付されるのですが、何故か模型では表現されていないんですよね。実に不思議です。
そして、最大の難関が今回のCADによる部品発注。
新造での青帯編成は1本しかありませんでしたので、必然的にその編成を再現するしかないのですが、屋根上の空調装置は東芝製が取り付けられていたようですので、パーツ交換を計画しました。
中央のカバーの綱掛が4か所しかないのが、この時代の東芝製唯一の特徴。エバファン脇のルーバーもハネが申し訳程度しかないのも特徴です。
日立製のクーラーデーターは勢いでついでに作ったまでです。そのうち天プラ103系を交換しましょう。
そして、新造赤帯編成は3本ありましたが、今回はそのうち2本目となる日車製編成を再現することにしました。その編成は三菱製の空調装置だったようですから、製品のままで済みます。
だがしかし、赤帯編成はお面の部分が他の113系とはちょいと違う。
ということで、B型受電器付の胴受けを準備することになりました~。
関西線の快速は環状線に乗り入れ運用がありましたので、この装備は必需品。赤帯編成の特徴的な装備品です。
転属して色替えされた個体は、撤去されるまでの期間取り付けが維持されている個体もありましたが、それは一時的な存在でした。
ということで、これら関西地区の113系2題は、9月の連休には順調にいけば完成する予定でしょう。