出掛けず
池袋のお祭りにも出掛けず、雨が降ると手入れの仕事もやる気がおきず、昨日の地震で崩れたロフトの箱を整理するくらいで、あとは少しはんだ作業を行いました。
さて、カツミのEB61は、一連のEB製品群の中では相当な初期製品のようですが、色々と難がありそうです。
この大振りなパンタグラフを使用した理由は不明ですが、パンタ本体といいガイシといい、結構な骨董部類に入るはずです。
ということで、取り外したパンタグラフは、アオヤギ製のPS10と思しき製品。裏面にAYKという刻印がありましたので、多分そうでしょう。
このパンタの取り付けピッチは実測17.5x18でしたので、これに見合う現在の製品が無いのが苦しいところ。既存のパンタで近い寸法のものを少々工夫して取り付けることになりそうです。もちろん、このパンタは捨てるわけではなく整備して保管となります。
さて、鋳物で一体成型された下回りですが、この構造は現在であれば大いに採用したいものですが、この時代のものを再利用するには、少々扱いに困るものでした。
機械加工の部分の寸法精度が結構イイカゲンなので、現物調整が結構シビアなウオームギアの調整が難しいものになっています。そんな感じなので、この後のEBは板金フレームになったんでしょう。
スプリングベルトの入手はかなり難儀しそうなので、あっさりとテレコメンテ用のゴムバンドを使用しました。アマゾンで各種安価に手に入る物品なので、耐久性がイマイチでもなんとかなりそうです。
モーターは、いつもの如く秋葉原御用達の中華製安価品です。
今回もDCC化します。安価で最小スペースで実装できそうな、永末さんちの走行用デコーダを使用します。
車体は、まだまだ入浴中です。