オリジナルの所以
戦前から、山岳国特有の装備を特徴としていたオーストリア電機の集大成が本機になるのでしょうか。
勾配に対応した高出力、でも重量制限によって軽量化しなければならないという粘着を確保するには矛盾する課題を両立しなければなりませんでした。
先頭部は、後のタウラスに続くFRPお面構成が確立されています。
MCドアが片側しかないのは、1043形からの伝統。ドアの構成を減らすことは軽量化と車体強度に寄与します。
もちろん、コルゲート外板も、薄板厚化に貢献です。
台車についても、1014形の構成を継承していますが、部品構成は簡略化されています。バッファーカバーも健在です。
・・・次回へ続く。