客車をどうしよう
モデルの構成は、Vectronと同様薄手の車体にプラの屋根、板金の床板にカプラーを保持するプラ部品という構成。動力周りはプラのギアユニットにマブチモータ様の安価なモーター、基板はしっかりしたものです。
車体のレタリングは鋳物の車体部分は比較的沢山されていますが、一番目立つ前面窓上のビックリ三角マークが省略されているのが残念なトコロ。
屋根上のプラパーツはTRAxxシリーズよりはしっかりと再現されていますが、少々太めのモールドになっているのはメルクリンらしいところ。細部の色差しでメリハリが効きます。屋根のプラは、車体から外すと海老ゾリ気味になるので、引っ掛けの爪は外す際に折ってしまわないよう注意が必要でしょう。
運転室のプラモールドは前面側にマイナスドライバを入れて掻き出すと、容易に外れます。ガラス類も簡単に外れますので、無くさないように気を付ける必要があります。
それにしても、このシュコダマシン、是非専用のバイレベル客車を牽引させたいのですが、この客車もまた今までのバイレベルとは少々外見が変わったので、代用には無理がありそうです。
なんてったって、乗用車のようなカッコイイ前面と、片開のプラグドア、また優雅な幅広の窓となりますので、今までのバイレベル車とは趣が違いすぎます。
はたして、客車まで発売する勇気のあるメーカーはあるのでしょうか・・・。
・・・おしまい。
