鉄コレ第27弾
今回の鉄コレは、大手私鉄の「車体更新」シリーズ。実に趣のあるラインナップでした。
穂のでんでは、この中で最も縁の薄い近鉄は、迷走者さんへ早速4両転属し、残りを整備していくことになります。
東武5050系は、つい最近までツリカケを楽しめる、実に宜しい電車でした。と言ってもすでに引退してから12年経ってしまいました。
ソロソロヤバイです、という情報を得てから、わざわざ平日に休暇をとって宇都宮線まで乗りに行きました。
ソコソコの高速走行をしてくれましたので、大いにツリカケ音と板バネの弾む乗り心地を楽しんだものです。
この、昭和末期時代の東武イメージが残る車内。
大きなトラップドアとセンターピンの蓋が、ツリカケ車であることを主張しています。もちろんギアボックスの機械油の臭いも漂っており、見かけは近代車ですが、化けの皮がすぐ剥がれてしまいます。
この1か月後には、営業運転から引退していきました。
ということで、この編成は七光台所属時代に運良く撮影していました。
この頃の野田線では、冷房付き車両は新鋭でありました。といっても18mの3000系列の淘汰が始まり、更新顔の8101Fが転属してきた頃です。