荷室付車です
さて異端な141型に連結された客車も、少々異端。
シルバーリンゲの客車に荷室がついているのは、ウェンデツーク用のキャブコントローラー車ですが、これは初期のキャブ車から運転室を撤去したタイプ。
1959年にMakで落成した時はBPw4nf-58aという形式だったそうですが、UICナンバー化によりBDnf737になったそうです。試作グループであり、緑塗装だったようです。その後80年代後半に荷室撤去とタルキス色化されたようです。改番によりBDn737とされました。
モデルは50 80 82-11 101-6で、試作1両のみ。その後車体の更新改修によりBn447.4に混ざったようで、2003年に廃車。
ということで、この形態は1両のみの珍車となるわけです。量産タイプはBDnf738で、そちらはシルバーリンゲの名のとおりSUS無塗装外板車でした。
撤去された運転室部分の妻は、窓が埋められています。モデルは貫通路部分がシャッターの降りた状態になっています。キャブ撤去によりジャンパ栓受け部はカバーが無くなっていますので、ロコの余剰パーツを取り付けても良いでしょう。