DCC標準装備品
編成モノで構成されるEMUや特定の客車列車は、デジタルの構成が編成単位でなされる場合が多いので、下手にアナログモデルを購入してしてまってDCC化が厄介であることに気付き、大変な目に遭うことが偶にあるので、気を付けなければなりません。
ただ、編成でDCC対応している製品の場合、どうも最近は両先頭を組成しないと設定が出来ないとか動作確認が出来ないとか、面倒な回路構成になっていることもあり、もう少し工夫してくださいな、と言いたくなってしまいます。
本製品も、その配慮の足りない製品群で、両先頭を連結しないとデコーダーが反応してくれません。
まあまあ、日本のように運転する度に箱から出して動かして、そしてしまうという文化では、ナカナカ編成モノのDCCは普及しづらいかもしれません。
さて、このバイレベルの電車は3両セットで発売されまして、あとは単品追加を好きなように追加して頂戴という感じです。
3両という運用は、あまり多くないか増結用というもので、4両とか5両が編成数としては多いような。
ただ、初期に導入されたビュルツブルグ付近では、早々に次のダブルデッカー車に置き換えられてしまっているようで、その辺りの理由は調べるつもりもないので知らぬが仏になっています。その次の世代の電車は今年メルクリン/トリックスから発売予定になってます。
パンタ周りはいつものBRAWA品質で仕上げられています。パンタグラフは繊細です。
電気連結器は意外に堅牢な連結力を得ることが出来るフック付きなので、連結と開放の作業時には、別添の治具が必要になります。
ショートカプラー構造は車間を実感的にする必須の構造ですが、どうも日本では普及しないんですよね。運転しないからということが、そこでも判ります。
・・・そのうち続く。