このポーランド国産の電機は、同国のPafawag社で製造されたものですが、同社は現在ではアドトランツ、ボンバルを経てアルストームの工場になっています。
70年代以降は、なかなか恰好良いマシンを製造していて、アドトランツになってからはイタリア向けのマシンなんかも製造し、なかなかイケてる感じがします。
そんな状況を考えると、この50年代のスタイルでは、その当時の標準的な姿でありながら、CCマシンにしては小ざっぱりとまとまっており、意外にやっぱり良かったんでしょうか。
DB Cargo所属になったマシンは車体が綺麗に更新されており、この製品は原型3枚窓のままのマシンを再現したものですが、2枚窓に改造されている個体も多いようです。
側面はこのように海山非対称で、窓数やフィルタ配置が異なり、この辺りはシュコダマシンと同様東欧電機の特徴があります。
・・・そのうち続く。