連続フィルタの魅力
E10型はTEE用のマシンを作る際に流線型車体へ改良されましたが、その時に側面のフィルタもデザイン的な配慮がされたのでしょうか。
このように、それまでの3枚+3枚の組み合わせから、中央窓まで無くしてしまった大きな1枚モノに見えるフィルタ構造になりました。
と言っても、フィルタ部分は従来と同じ構体の開口であり、あくまで飾り部分を含めた内嵌めフィルタとの組み合わせで連続に見えるような工夫がされたということになります。
その後、清掃作業性などを考慮して外嵌め式に改造されたのですが、マシンによっては従来の連続風外観を維持した外嵌めフィルタに交換され、結構な両数が化けたようです。そのため、ROCOの80年代製品でも、このように連続フィルタの製品がラインナップされていました。
ただ、改良後の製品ではそのスタイルの製品が発売されなかったので、穂のでんでは中古市場でE10.3を手に入れた際に、何両かそのスタイルにするため、自作部品へ交換をしました。
少し変わったカタチだった305号機も再現したりしています。
そして、今回はピコから純正品が発売されました。
やはり外嵌め連続フィルタはタルキスカラーが似合います。
なぜ今回高速台車のパーツを履いているのか、少し理解に苦しみますが・・・
317号機が高速台車を履いていたことは無かったような気がしますが・・・・
他の車体と振り替え出来れば良いのですが、なかなか高速台車を履いたマシンは少ないので、うまくは行かないものです。
・・・そのうち続く。