C1000をどうしたらよいか?
電車道101系の穂のでん的に最大の失敗点は、今のところC1000コンプレッサの向きでした。
どうしようか、手立てを考えなければなりませんが、「サハ」は別添付属品となっていましたので、その部品と睨めっこすることにします。
そのまま180度ひっくり返せばよいだけなのですが、残念ながら取り付け脚の長さが左右で異なるという部品になってしまってます。これはクモハやモハのモーター付き製品に使用する場合には、モーター装備の塞ぎ板に片方即ち短い方の脚が乗ってしまう位置関係となるため、取付用の緩衝ゴムの再現部分は省略して短くしてしまっており、モーター無し車両に装着する場合でも、床板の取付モールド側で凸部を設け、部品共用とする工夫をしたことが、今回仇になってしまいました。
枠は一体成型のパーツ、そして内部の機器つまり左側からMH80電動機、中央はAK20空気圧縮機、右はドレンダメと3つの大きなパーツで構成されています。
中央の圧縮機については、3ピース構成のようで2対のピストンが筐体に接着取付された構成のようです。
さて、一般的にはC1000という通称名で通っていますが、車両的には現在の直動式レシプロ圧縮機でも容量が1000リッターの場合はC1000というので、本当はC1000と言わない方が良いのです。
旧型国電風に称するには、旧国がAK3という名前が一般的にマニア業界では通用しているので、その云い方を踏襲するとAK20ということになるわけですが、なかなかお目にかかったことはございません。
なお、この圧縮機の国鉄での正式名称はMH80AK20型電動空気圧縮装置ということになりんす。
さて、ベルト側ですが、なかなか大胆に円盤を表現しています。ベルトとアフタークーラーは思いっきり省略されています。
圧縮機の取り付け部分のみかさ上げされてそうですので、中身のみをひっくり返すにも枠の加工が必要になりそうです。
裏を見ると、それぞれの部品は2本のボスが差し込みという方式のようですので、思い切ってドリルで穴あけして外してしまおうか・・・・。なおピンで突っついてみても外れないので、接着剤で固定されてしまっているようです。
さあ、どうしたもんでしょう。
・・・そのうち続く。