穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

第22回国際鉄道模型コンベンション(JAM2023) その3

昭和からの脱却無し

 16番のモデルの新製品は、オジサンホイホイの巣窟であり、全く以って若い世代を取り込もうとする意気込みは見られません。

 ということで、オジサンホイホイの代表格でもある電車道の、更なる新製品群は・・・

 EF13やお座敷客車「江戸」、EF5861など、国鉄盛りです。

 ところが・・・・・・

 まあ、昭和末期から、ナントカ平成にかかる大手私鉄の車両が、某氏の3Dプリンタ製造による供給を受けて、キット発売を計画中という。。。

 こちらは、意外に早い段階で今秋発売計画とのことですが・・・、高そう。

 さて、オレンジ電車の換えパーツとして有望なのが・・・

 この先般某社に資本注入を受けた、老舗模型店の新しいプラ製カプラ。3Dプリンタ造型による試作品が展示されていて、様々なバリエーションに対応できる汎用カプラーとして期待が高いです。

 胴受けが3種類予定されているようですが、折角ならB型受電器を装備したパターンも欲しいなというのが昭和のオジサンの果てしない欲望です。

 この新製品の最も期待したいところは・・・

 TNカプラーと同様に、カプラーの回転中心を極力台車回転中心方向へ近付ける努力をしているところです。ここまで来ると、やっと欧州モデルのように走らせることにきちんと考慮しているということを、具現化していることが受け入れられます。

 やはり、走らせる模型は、ちゃんとこういうことを考えなければなりません。

 某社の資本注入を受けた効果が出た、と見て良いのかどうか。16番の大手が、このような改良に力を入れ始めるのが、業界の立て直しに必須な改革ですよね。

 欲を言えば、スウィング軌跡にもう少し工夫が、、、ていう気もしますが、そこは今後の設計の深度化に期待したいところです。

 さてさて、年末のオジサンたちへのサンタからのプレゼントが予定されている117系。

 まあ、こちらは韓国生産品ですので、余程のことが無い限りは予定通りでしょうが。

 特に劇的な変化はなく、毎度のトミックスクオリティの延長です。

 ロスナイは新パーツだと思いますが、クーラーは毎度の三菱長崎製造のAU75B?

 妻面の構成も変わらず。

 MM風道は別パーツによる再現のようですね。

 キハ66・67以降の特徴あるユニット窓は、細部まで表現されているようで。

 今回は運行番号表示器も点灯式となるのが、進化でしょうかね。

 

・・・そのうち続く。