穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

鉄道模型コンテスト2023へ行く その6

合間を縫う

 本日よりお盆なのですが、台風が向かってきているので、どうもお盆という感じではないソワソワした世の中になっています。

 さて、模型コンテストの学校部門は本日最後にしましょう。

 神奈川県の有名校、甲子園に野球で登場することもある本校は、かつての原宿駅をテーマにしていました。今年は完成まで無事にたどり着いて、何よりです。

 レーザーカッターを用いて建物はすべてペーパー製。駅舎の中にもフィギュアを配置してあり、手の込んだ工作です。歩道のフィギュア配置を更に工夫すれば、より実感的な風景に仕上げることが出来たでしょうね。

 さて、関西の有名校は今年も出展していまして、昨年度のシカゴの都会風景とは打って変わって大自然の風景ということで。

 しかしながら、昨年度に活躍していた3Dプリンタやレーザーカッターによる手法は、今年も橋脚の工作に大いに活用されたそうで。穂のでん坊やの世代なら角材を切って組み立てるような工作をしがちですが、そこは現代っ子。文明の利器を大いに活用し、精度良い頑丈な橋脚を沢山作り上げて線路の基礎をしっかりと組み立てています。

 そして、Google EarthやらYoutubeなどのネット情報を最大限に活用しながら、植栽の配置を考えたそうで、川面の色合いの表現も相まって、泰緬鉄道の雰囲気づくりに大いに生かされました。

 ということで、このモジュールが受賞をしたそうで。

 このモジュールも面白い構成でした。内側と外側で全く趣の異なる風景なのですが、何故か連続性を見せることに成功した例。

 大きな崖を設けることで、風景をバッサリ分けてしまうという大胆さ。

 思い切りの良さと、工作の丁寧さで景色の破綻を防止し、モジュールらしい風景を実現した空想の世界です。

 さて、穂のでんの母校も、無事出展出来たみたいで。

 実は穂のでん母校鉄研のNゲージモジュールは、雪景色が草創期の伝統だったんですよね。原点回帰みたいなものですが、当時のモジュールよりも今回のモノは数段完成度が良いです。

 雪景色の場合は、ある程度風景を作れば、あとは情景スプレーで誤魔化すという荒業が使えるのですが、それをやってしまうと、そのように作ったということが、経験者には判ってしまうので、その技はナカナカ最近では使えません・・・。

 チビの母校も、毎年コンスタントに完成出来ています。今年は鶴見川。

 ということで、今年も楽しめたコンテストでした。

 さてさて、本日は台風の外縁雲が次々やって来る天候でしたが、昼前後は散歩に出かけることが出来ました。

 本日は昨日とは打って変わって、たくさんのマシンがお休みしています。

 2060号機さんは、相変わらずおねんねしています。

 ちょいとこちらまで足を延ばしてみましたが、新車?は見当たらず。

 本日は1001号の編成でござんした。

・・・そのうち続く。