ニッパ
出先からテクテク帰ります。
某高速鉄道停車駅から5分ほど歩くと、自然豊かな場所に出ます。ウグイスの囀りが響き、草むらにタヌキのしっぽが飛び出ているという、本来あるべきこの地の姿ですが、この状態が水害の原因にもなって、濫開発のジレンマに陥ります。
さて、自然豊かな先に武骨な鉄筋コンクリート造りの大型建築物が見えます。
拡大すると・・・
おっと、港の見えるヶ丘地下鉄ですねえ。
名称は新羽車両基地ですが、最寄り駅は新羽ではなく北新横浜。
隣接はこの自然豊かな場所ですが、裏を返せばかつての氾濫予防区域だった部分を無理に都市化してしまった場所。故にこの車両基地は1~2階部分は水没しても良い構造になっているという、周りのマンション群の無対策ぶりをよそに、ちゃっかり対策済み。
50年くらい前までは氾濫常習河川だった過去を、最近の住民は勉強できていないようです。気を付けないとイケマセン。
テクテク歩くと、鉄橋の電車が轟音を立てて走り去ります。
背後の風景が随分と変わってしまいました。
さて、白い弾丸も、インバウンドの影響で頻繁運転に戻ったようです。
日没後の夕焼けが綺麗です。
風景に見とれていると、河川敷は真っ暗になってしまいます。
行先の新川崎は、まだまだ先のようで・・・
矢上川と合流して、河川敷から離脱しました。