E10の定期運用は終了していますので、通常品の発売はこれからは少なくなると思われます。いくらメジャーな西ドイツマシンとは言え、現役から引退すると、発売のタイミングはドンドン間延びするのが常で、103形などが良い例となっています。
その点、日本では何故か最新モデルはNゲージでは発売されますが、16番では未だに20世紀の車両発売がメインです。ターゲットが明らかに高齢層であることが、このことからも窺えます。
まあ、それが負のスパイラルであることは一目瞭然ですが、それを改革するような元気さは、今の日本の鉄道模型業界には無いようです。
じり貧であること、この上ない。
まあ、そんなことであるからして、これからは3Dプリンタなどで自作をしなければならないような時代になるんでしょう。金属板でエッチングなどという手間がかかるような自作派は、ますます肩身が狭くなります。金属車体が少なくなれば、当然台車もプラ製がメインとなって行くでしょう。重くないですからね。
閑話休題、このE10のベースも1990年代ですから、その頃発売された製品も穂のでんには2~3両在籍しています。電球時代のものですから、そろそろメンテナンスと更新工事に着手しなければならないような経年になっていました。
DCC化していますが、元気に走っていますので、まだゴムタイヤのゴム交換だけで良いような気もしますが、グリースの交換もしておいた方が良いかもしれませんね。
まあ、ずっと箱に入れているよりは、年に数回走らせていて、10年ごとに大分解整備をしておいた方が良さそうな感じです。今のところ10年前の電解コン仕様でちらつき対策した室内灯は大丈夫ですが、5年後は交換しないといけないかどうか・・・。
RailTopのキャパシタ付き客車は15年経過しましたが、今でも元気に点灯しています。
・・・おしまい。