下回りの電装作業
モデルあい子のマロネも、いよいよ生命を吹き込むための電装作業へ移ります。
さて、五月晴れの本日は洗濯日和ですが、残念ながらテレワーク名義の出張であったため洗濯はできず。でも久々の遠方?なので命の洗濯にはなります。
いきなりパンタ周りの写真。交流電車に乗車するのは久々です。ただ全景が始発終点で写せないTXという、味気の無い電車。
終点の駅前は、意外に人が住んでいる感がありました。
何せ、前回来たのは30年前なので、駅前という場所ではなくバスセンターしかなかった時代です。ココに降り立ったはずなのですが、あまりに田舎過ぎたのか全く記憶から欠落しています。
田舎の代名詞、JRの路線バスを発見しました。田園風景を久々に見たような気がしますが、130キロでぶっ飛ばす高架と隧道を走行する4扉通勤車のため、田舎に来た感が全然無いのが実感。今回の来訪も記憶から欠落してしまうかもしれません。
さてさて、、、、
床板のモールドにはトラムウェイ台車やKATO台車の集電板の角との接点板が設けられる構成になっていますが、それにミートする集電板が準備されているわけではありません。ということでリン青銅板を切り出して自作するわけですが、形状に凝ることはしない、極力単純構成が可能なハサミのみの工作で出来るものにしました。写真の通りです。四角く切り出して、2か所の切り込みを入れるだけ。あとはソリを修正し、接点部分を曲げるのみです。
わざわざ大きい板にしているのは、両面テープと接着剤で固定し、銅テープで配線を構成するからです。台車の集電板の突き上げに負けない程度の接着力は欲しいですからねえ。
また見えない場所なので、仕上げもイイカゲンにしています。見えない処を手抜きするのは、穂のでんの得意技。手に技が無い穂のでん坊やは、こんな場所を見栄え良く仕上げる忍耐力と精神力は持ち合わせていません。
ということで、台車を装着すると接点部分が若干浮き上がり、接していることの確認が出来ました。内装ユニットの装着の邪魔にもなりません。
上回りと下回りをドッキングして、完成です。明るい部屋の中では点灯出来ているかどうかわかりづらいのですが、シーツの白が明るくなっているので点灯しています。
内装ユニットの上部に取り付けた半透明プラバンが白く光っているのが判ります。模型の室内灯は、点灯状態をすぐにわかるように明るくしがちになるのですが、実際はこの程度の明るさに照らすのがちょうど良いのです。
緑帯車でも、点灯状態が判らないようですが・・・。室内を暗くすると、効果テキメン。
銀テープと半透明プラ板の効果で、個室通路も明るくなってます。
洗面台、デッキも明るくなりました。流石に扉上のA寝台表記は、少ししか光が回っていないようです。これ用にLEDを設置すれば良さそうですが、穂のでんではそこまで凝りません。
ということで、2両への室内灯設置も完了し、全4両の今回の工作は終了を迎えます。あと2両の完成紹介を残します~。
・・・そのうち続く。