DCC運転がしやすいカンタム
特殊装備でしたので、現在でも生き残っているマシンとなり得たわけですが、システム的には旧型機関車の標準的な構造でした。
単に旅客用としての性能設定がされ、車体が箱型になってデッキが無くなって、新型機関車っぽく見えたので、広く東海道筋で用いられてこれたのが、それまでの戦前機とは異なるところでした。まあ、電化区間が戦後に広がったため、新しいゴハチが東海道筋にあって、旧型が遠方の亜幹線へ転用されたという理由の方が大きいでしょう。
それにしても、随分とのんびりした展示会でしたねえ。今ではあり得無さそうです。と言ってもコロナ対策で非常な高価な参加費による少人数開催の撮影会が蔓延っていますので、金に糸目をつけなければそれなりに楽しむことが出来るのでしょう。
まあ穂のでん坊やには参加が無理なイベントです。
さて、、、
屋根は黒塗装されています。足回りは実機は鋼の地肌の磨き出しですが、模型は銀色塗装で再現しています。
なかなか模型化には手間がかかるところも、この製品はそれなりに頑張って出来ています。
お召し機に仕様表現は本機の醍醐味でありますが、自分でこの手入れをしようとしたら大変な作業になりそうです。
・・・次回へ続く。