細密化はお手のもの
ボトボト落下する床下機器は、強固に再固定するとして・・・
この製品では、前面の行先表示器は、生きている状況が再現出来ているようですが、Sonder zugなどという表示で、ちょっとがっかり。
Rocoのベクトロンも随分と細密化した状態ですが、L.S.はその上を行くという、当然のような結果になっています。
ぱっと見は、少々出来が良いモデルですね~という感じですが、それではつまらんコメントになってしまいます。
先ずは屋上から。ぱっと見は何かよく出来ていますね~という雰囲気。
ということで、通常は屋根板にモールド表現しかされていない、パンタシリンダの空気ホースが真鍮線らしきもので立体的に表現されています。更に第2/第3パンタグラフの準備工事の位置のホースの立ち上げ部にも、しっかり植込管が表現されています。
先頭のHuber+Suhnerのフカヒレ無線アンテナも、別パーツでしっかりと取付されています。
モールドで誤魔化しても良いようなパーツが再現されていても、ぱっと見では判りませんので慎重に見る必要があります。老眼になると判らなくなりますので、はっきり言ってどうでも良くなるのですが・・・。
特高バーのガイシ取り付け部がしっかりと銀色に塗り分けられているのも、他のメーカーと異なり色入れ作業が省略できるのでウレシイところです。
ラッパの空気配管が、これも別パーツで表現されていまして、まあよくやりますねえという心境です。
グリルもしっかりと内部骨組が表現されて、薄っすらと見えています。屋根のボルト取付部もモールドで結構細かく表現されています。
分割線の掘り込みも、他のメーカのものよりも深くなっているようで、一見別パーツ?とも思える表現になっています。
・・・次回へ続く。