白の表現の難しさ
外国型の車両の手入れをする場合、色差しの塗料を準備するのが結構大変です。
以前S-Bahn色の白を準備する際、勝手に白と思い込んでいたら、灰色9号程度の白であったことが塗り始めてから気付いたことがありました。
このタウラスのボディの白もそんな感じです。
ただ、白の塗料はとても扱いにくいのも事実かと思います。大概他の色と比べると、地色が透けやすいとか隅に顔料が引き寄せられて中央部が薄くなるとか、下地処理をしっかりしておかないとひどい目に遭います。
そんなこともあるので、このモデルのように微妙な白さ加減の違いが表現できているものを見てしまうと、ホウホウとフクロウのように唸ってしまいます。
・・・次回へ続く。