ヨダレ掛け典型
Orientrot色の最もポピュラーなものが、120型や111型でしょう。新造車としては120型でしたが、試験塗装で様々試されたのが111型でしたので、この機関車には最もお似合いなのかもしれません。
試験塗装では窓下から白でしたが、本塗装化により、窓下に細く赤の部分が残りました。120型では新造当初は窓下白でしたが、量産途中から本機のようになりました。
他の旧来のマシンでは、あまり似合わなかったせいか、この塗色は10年弱で消え去ってしまいましたが、最近110型の保存機で久々にこの色に戻されたマシンが出現しました。
さて、このモデルはロコのモデルチェンジ後の製品で、2011年の製品。デコーダは8P仕様のものが搭載出来ますが、前尾灯は電球。スピーカを設けるためのスペースは特には確保されておらず、サウンド化するには少々工夫が必要。
その他は改良後の製品と同等の仕様。パンタグラフの品質は安定してきています。
日本でいえばEF65PFと同世代。既に数を減らしつつありますが、南西独逸地区ではまだまだREを中心に活躍しています。