平成の御代まで活躍
目蒲線・・・懐かしい響きです。
今は目黒線と多摩川線に分割されましたが、つい15年ほど前まで独立した路線でした。並走する東横線と違い、短い3両編成で田園調布の坂を駆け上がるツリカケ音が、昨日の出来事のように思い出されます。
さて、「電車市場」からマイナーな車種ですが発売されました。
これは一捻りであります。
Nゲージ化するための指定動力(TM05R)では、デハのホイールベースではちょいと長く、先頭部のTNカプラー化が困難になります。また使用する台車もコロ軸化した釣合梁式ですが、無いのです(プレーン軸受ならある)。
ということで、動力は中間のサハとして、台車はTS台車で余剰部品の処分に最適な状態でした。上の写真のように、サハのサイドビューが重くなってしまうデメリットがあります。
張り上げ屋根化された車体の水切り高さに、外板と屋根外板の段差が微妙にあるのは、実車の再現を忠実に行ったのでしょうか? 妙にリアルであります。
先頭にはジャンパ栓受けを設けたいところですが、面倒なのでまずは省略しました。
ここまでくると、張り上げ屋根化直前の更新姿の再現もしてみたいと思う方が多いかとも思われます。