隠れ機能が表に出る
ピコの説明書通りにDCC化をすると、えらく面倒な作業をしなければなりませんので、そのような指示には従うことが無く、ESUのファンクションデコーダを準備して簡便に済ませます。
日本のESU製品取り扱いの店舗では取り寄せていないようですが、ファンクションデコーダのNext18コネクタモデルはドイツの模型店では標準在庫になっていますので、そちらから取り寄せることになります。
とても小さなデコーダです。
コンデンサーの付くアナログ用の基板を外すと、NEXT18コネクタが現れます。
ここにデコーダを装着して作業はオシマイ。
ピコ純正のデコーダではNEXT18タイプのファンクションコネクターを製品化していないので、純正デコーダの使用を前提とする、何だか面倒な配線のはんだ付け作業を指示するような説明書になっていますので、そういう誘導商売に騙されてはいけません。
さて、機能確認。
前灯はV方向で点灯。
尾灯はH方向で点灯。
ハイビームはAUX1で点灯
運転室灯はAUX2で点灯
アナログではAUX出力が出来ませんので、デコーダを装着することでLEDの点灯が可能となりまして、アナログでは死んでいる機能が動くようになります。
機能確認が出来たので、車体を復帰して見栄え確認。
イイ感じに点灯していますね。
ということで、ピコらしからぬ細密な客車が登場しました。今年メルクリンへ3線式バージョンを供給して両社で発売することになったMET客車も、このクオリティで登場することになるのでしょうね。
まあ、穂のでんには更に出来の良いLSの編成がありますので、全くのスルーになりますが、結構良い出来が期待できそうですね。値段もお高いですが・・・・
・・・おしまい。