穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

トラムウェイ 国鉄101系朱色1号 その24

工夫のパンタ

 今までプラを駆使しながら安価に作り上げることの多かった電車道のパンタグラフですが、今回の101系のPS16では随分と冒険をした構成になりました。

 ばねの位置は高めで斜め構成に出来るところを諦めていて、見た感じを少し犠牲にしていますが、下部でタスキ両側を結びつけるテコを取り付けしているのは、今までの16番モデルでは見かけないチャレンジです。この機構により水平に上下して傾くことが無くなります。

 ばねの取付位置が惜しかったですね。更に舟の穴が無いのも、残念なところ。

 ところで、こちらの写真は以前最初の頃にレポートをしたクモハ100のパンタグラフなのですが、なんと細かく見ると上下組ガイシ固定タイプ、即ち初期のPS13交換の車両と800番代の車両に使われていた形状です。

 そして一足先に屋根の整備を終えたモハ100については、、、

 当初からPS16を搭載したタイプの、枠下部のみでガイシを取り付けするタイプ。

 なんと、パンタグラフにも2種類あって、ゲリラ的に取り付けられている模様です。

 穂のでんに今回入線したモハ100-800は、所定通り上下組ガイシでした。

 ということで、6両編成は冷房改造車に無いタイプのPS16が入ってしまうことになるので、模型メーカー違いで形状が異なることから、、、

 お手頃な天ぷら用PS16を2個入り1セット急遽手配した次第です・・・

 こちらの天ぷらPS16は、実に便利な製品で・・・

 シューの形状も良いのですが、耐寒仕様のばねカバーを取り付けすることも出来ますし、取付ガイシも2種類・・・つまり下部のみの場合と上下組ガイシの場合と選択可能です。

 今回はこの天ぷらPS16を使わなくて済むと目論んでいたのですが、やはりのところで使うことになってしまいました。

 まあ、発売前はパンタ交換を前提に考えていましたので、泣く泣く交換というよりも、やっぱり交換でしたネという程度の諦めがついたのですが・・・・。

 

・・・そのうち続く。