あ!、コンプが!!!
なんとなくクハ79920のようなオデコに近い電車道の101系が発売されました。101系世代は、穂のでん坊やも含め、断ってもウンチクをベラベラしゃべる口煩いがオヤジ達が多いため、前評判は散々な感じに見受けられますが、まあ、先ずは製品を見てから考えた方が良いですね。
セコハン電車の営業を開始して初めての週末の浜川崎線は、3連休ですので・・・・
結構な賑わいになりました。一般客も普段よりも遥かに多く、ラッシュ時間帯並の混雑で営業する大盛況な状況でした。
ただ、勘違い親子鉄も結構見受けられて、これは遊園地のアトラクションではありません。
イベントでも何でもない通常の営業です。職員に色々と要求するのは固く謹んで貰いたいものです。
さて、色々な所が従来の205系よりも退化している感じですが、まあそれはコロナ禍後の緊縮財政での置き換えがモロに影響しているような気がしないでもありません。
下枠交差式パンタグラフや昔ながらの字幕復活など、昭和のアイテムがふんだんに盛り込まれている平成生まれの安普請ちゃんです。端っこにちょこっと引き紐装置のガイシが写っています。
その横を、引退が近付いている下枠交差式パンタグラフのサメさんが通過していきます。
鶴見線がE131系に置き換わることになったため、こちらも2両編成のE131系に早々に置き換えしてしまった方が良いんじゃないの?と思うくらい貧相です。
さて、電車道の101系は、第1弾としてオレンジバーミリオンの非冷房という王道の製品構成となります。中央線や環状線など往年の各種編成を楽しむことが出来る商品構成になっています。
先ずは手入れをする前、製品の素のままで観てみましょう。別添オプションパーツは全く取り付けていない、製品発売状態のままです。
クモハ101。奇数向き先頭車。雰囲気は101系でバッチリです。床構造の厚み、MCドア横の戸袋窓までの距離感など、103系とは明らかに違うところがしっかりと表現できているかと思います。
クモハ100。パンタグラフが取り付けられている偶数向き先頭車です。103系とはパンタグラフの取付車端が異なり、奇数端に取り付きます。113系や115系などと同じです。
さてさて、パンタグラフ回りですが、PS16は銀色塗装。パンタグラフの完成度は今までよりも向上しており、タスキはエッチングパーツでの構成で強度も向上。他の既製品に交換する必要は低下し、灰色塗装し直す程度で再利用できそうです。
扇風機カバーも別パーツでしっかりと表現されています。
電線管、空気管、避雷器配線、接地線なども車体モールドではなく別パーツで取り付けされており、KATOやTOMIXなどの製品とは一線を画す構造にチャレンジしています。
ジャンパ栓受も別パーツでしっかりと表現されています。
さて、、先頭部ですが別添パーツである胴受けや乗務員ハシゴ、栓受けを取り付ける必要があるのですが、それは手入れ後ですね。DT21の表現も良好です。
床下の配管も別パーツが取り付けられていて、まるでBRAWAの模型を見ているような感じもしますが、少し違和感を感じてしまう床下です。。。。
突然ですが古い写真。学生の頃は今みたいに沢山写真を撮れる環境では無かったので、全体写真しかないのですが・・・・
記録によると モハ100-253。1次冷房改造車のMG無しバージョンとなりますので、床下はオリジナルのモハ100をキープしています。
撮影は武蔵中原駅。地上時代の1984年11月2日。上り川崎行列車です。
C1000空気圧縮機ですが、取付向きがシリンダ外側になってます。1970年代以降の国電はコレで良いのですが・・・・
初期の新性能国電は、ベルト側つまり網がある方が外側ですので、取付向きを180度回転する改造が必要であることが判明しました・・・・・・・・。
と、いうことで、、、いつもながらの手入れが必要な電車道製品の伝統は変わらずというところでしょうか(^^;)
・・・そのうち続く。