穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

PLUMの209系キットを作り始める その10

屋根も塗る

 いつも表現が難しい屋根。

 今回の製品はパンタ周りの表現が豊富なのが特徴です。

 ただ、塗装前に1か所加工をします。安普請ちゃんのアイテムであるPS28パンタグラフの横に私鉄電車のように取り付けられたアレスタの、模型としての取付部はランボード脇に長方形の穴が設けられて差し込む構造になっていますが、パンタグラフ交換後のスタイルを再現するためにアレスタの取付位置を移設しますので、この穴は埋めます。

 そして塗装をするのですが、末期ということはロンテックスのN5塗装ではなく、日に焼けて薄くなった状態を再現するのが見てくれ上好ましいのですが、その表現は毎度のことながら難しい。

 ということで、今回は横方向はN5を吹き付け、真上からはN8を吹き付け、パンタグラフ回りは更にスモークグレーを吹き付けてからつや消しクリアー塗装をするという、少し単純な塗装にしてみました。

 実車的な汚さではなく、模型的な使い古し感を綺麗に仕上げる感じってところでしょうか。

 難しいです。

 

・・・そのうち続く。