穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

少し散歩する

ぐるっと回る

 

 若干涼しい一日でしたので、昼過ぎから散歩に出ました。

 定期券で行けるイモン屋に寄ってから、すこしご無沙汰気味の旧田園都市線へ。ちょうど昭和の時代を彷彿とさせる運用にぶち当たりました。

 そして1回乗り換えて、更に急行スジでしたので意外に早く小杉へ到着。

 上りホームに一人、中学生くらいの子がカメラを構えていたので、何か来るの?と聞いてみると「三田線の6500が来ます」とのこと。

 ふと見ると、ああ成程ネと、新丸子のホームに止まっている青縁の安普請が見えました。

 同じメーカーの、同類のアルミ車でありながら、こうも見栄えが違うのは何なのでしょう。

 まあ、ともかく色々あったというウワサは流れてきますが、漸く営業運転へたどり着けたようです。安普請ならではでしょうかねえ。

 そうにゃん鉄道への乗り入れ準備が着々と進む中、8両編成が増えるのは今後、このルートに利用者が大幅にシフトすることを予想してでしょうか?、でもそうにゃん鉄道からの乗り入れルートは定期券代が高くなりそうなので、それほどシフトが進まない可能性もあります。いずれにせよ、設定運賃次第で定期客の流動は影響されるのです。

 一般的な企業は、通勤ルートに対し社員の利便性ではなく最低運賃のルートを指定します。まあ、テレワーク化が進めばそれも若干改善されるでしょうが、世の中の企業は目先の支出を優先し社員の福利厚生には興味が無いというのは一般的です。

 閑話休題、スカ線の武蔵小杉が想定以上の利用者になってしまって、今現在進んでいるホーム増設工事を行っているのは、同様に国鉄→JR由来の運賃設定の恩恵になります。スカ線の新駅が武蔵小杉ではなく独立した駅であったならば、今ほどの混雑にはならなかったでしょう。

 ということで、来年の今頃はこの中線のルートが今以上に都心へ向かう運転本数が増えて期待されるところになるのですが、それだけ着席機会が激減することも予想されるので、複雑な心境です。