最終増備形にする
70系は80系とは異なり、既存の旧型車と混用することが前提で作られた形式ですので、サロについても同様に戦前型のサロ15やサロ45などと混用されることになりました。従って一般車のような毎年の製造という訳ではなく、3回の製造のみとなっています。
2回目と3回目はTR48台車を装備し、張り上げ風屋根になっています。この張り上げ風屋根は同時期に製造された80系200番代でも採用されていました。
さて、甲府モデルのペーパーキットを組み立てたわけですが、この特徴ある肩部の屋根Rが青15号塗装で目立ちますので、裏地の補強による浪打が目立ってしまいます。
パテ打ちとサフ吹きで、サンド仕上げを繰り返しましたが、微妙な変形は残ってしまっています。
まあ、ペーパールーフの構造では綺麗なRに仕上げるのは結構難しいものですので、昔ながらの木製屋根板方式で作る方が簡単かもしれません。
ただ、最近は昔のようにソリの少ない屋根板を入手するのは難しいかもです。まだ日暮里のロコモデルがあった頃は、屋根板だけ購入しに向かうということもあったのですが・・・。
・・おしまい。