穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

モデルあい子のマロネ その11

No.737S2 青帯 は適当に附番

 モデルアイコンのマロネ40。

 1955年に1等寝台が廃止されたため、2等になったことによる帯色変更が生じました。この帯色、ぶどう色が地色の車両では目立って良いのですが、スカ線や青色客車のように青15号が下地になった場合に、色の差異が目立たないという欠点があったため、1961年にはグリーン帯に変わりました。

 ただ、この6年間のスタイルかというと、そうは問屋が卸さないところが、国鉄車両の難解なトコロ。

 所属略号標記が車番の上にあるのは1959年までですので、このスタイルはそれまでの4年間。いわゆる昭和30年代前半のスタイルということになります。

 それ以降は、所属略号表記は現在と同様車端の隅っこになりました。

 さて、パンケーキ屋の内装材はどんなものでしょう。

 コピー用紙の説明書があります。似たような仕切りパーツが沢山あるので、説明書のロケーション図と対比しながらの部品組み立てになります。

 最近流行りのレーザーカットによるペーパー製。仕切り板は薄板、床板や構造体は厚紙となってます。

 先ずは隅っこの和式便所部分の個室を組み立ててみました。

 瞬間を使わなくても行けそうです。なかなか微妙な仕上がりの便器と洗面器。

 塗装をするため、まだ別々にしています。

 そして、似たようなペーパー工作品も牛歩の如くの進捗です。

 ペーパー車体は箱にしてからの手入れが大変です。やっと小物部品の取付に漕ぎ着けました。

 極力キット同封の部品を使いますが、流石に手すりは真鍮丸棒を使います。先行試作はサハ100にする予定ですので、パンタ周りは準備工事仕様に仕上げます。

 黒サフで下地を仕上げる準備をします。

 

・・・そのうち続く。