床下は細かい
どういう訳だか判りませんが、鉄道模型は細密化が進むと、走らせている時は見えない床下にも凝りだすという、不思議な傾向があります。
はっきり言って見えない床下を凝るのは、無駄なコストアップ要素であり、気軽に走らせて楽しむ穂のでんにとっては迷惑な話です。
安価で良質なピコ製品だったのが、そうでは無くなってきていて残念です。
先頭部品も、こんなに凝ってきています。ジャンパ栓受けの背面のリード線まで表現されていて、見えないのにどうするの!という有様です。
案の定、見えません。
ひっくり返してみると、どうでしょう?
どこにあるのか分からないような部品です。まるでL.S.のマシンのような床下の造りになってしまってます。これはピコじゃない。
見えるところだけ作りこめばいいのに。だから最近のピコ製品は値段が高くなって魅力が無くなってきています。細密品は他のメーカーに任せれば良いのです。
といっても、模型業界は薄い市場なので、大体似たような製品の出来に収れんされてしまう傾向があります。
さて、120形は第1線では全然と言って良いほど見なくなりました。
一応、まだまだ活躍はしているようですが、随分と両数を減らしてきているため、お目にかからなくなってしまったのかもしれません。
・・・次回へ続く。