サロ東牽引用で
その昔、天賞堂のEF58は金属モデル機関車の花形製品でしたが、中学生くらいの時に当時の鉄研の高校の先輩から「プレス型が劣化してきたので今回の新製品が日本国内製の最後になるらしいよ」という話を聞いたことがありました。
その先輩も、未だにモデラーをされているようで、とある同好集団で活躍されています。
そんな経緯があってかどうか判りませんが、1990年代は16番量産モデルメーカーから良好な製品が発売されたり、今は無きピノチオからも半島製の高価品が発売されたりして、穴埋めをしていた感があります。
そして、その後に天賞堂から発売され始めたのが、カンタムシリーズになるわけです。
実車は今でも品川の蔵の奥深く?に保管されているようですが、なかなか御開帳になりませんので国鉄時代の公開時のものを再掲載しますが、当時は季節臨時のサロ東客レなどを頻繁に牽引していましたので、このように展示されていても騒ぎになるようなものではありませんでした。
ということで、穂のでんでも騒ぎになるような存在ではないのですが、ツヤ有車体ですので少々手入れには気を使います。
カンタムですが、穂のでんでは当然のようにDCCによる運転となります。
それにしても、やはり天賞堂製品だけありまして、ステンレスの帯の質感は、かなり好ましい仕上げになっています。
・・・次回へ続く。