今や絶滅種
西ドイツ国鉄での最もポピュラーな顔であったE10,E40,E41,E50のシリーズも、いよいよ140型が終末期を迎えています。E41は一足早く2006年には営業運転から引退してしまいました。
この塗色は、彼の日本版TrainSimulatorにおいても製品化されたパッケージのカオになっていましたので、日本でもそれなりに馴染みのあるカタチでした。
懐かしいですね~ トレインシミュレーター。一時期電車でGo!と共に一世を風靡しましたねえ。今のWindowsでも動作するんでしょうかね~。
さて、本機は屋根にちょこんとモニタルーフ(カバー)を搭載改造した末期のスタイルがモデル化されています。
多分明かり取り窓が必要だったのでしょうか。本機は001号機以外は機関室はフィルターのみになっていて、通電していないと機関室が真っ暗になってしまいます。まあ、外が明るければフィルターの隙間から明かりが漏れてきますが・・・。
ちょっと短めで、他のシリーズに比べるとずんぐりムックリしているような感がありますが、ノッチを刻むごとに単位スイッチの入り切りの音が響く走行は、小粒でも精鋭マシンであるという雰囲気が出ていました。
それにしても、このモデルはフライッシュマンの金型流用なのか、ロコの金型流用なのか、あまりはっきりしません。動力ユニットのパーツをみても、車体をひっくり返してみても、過去のどちらの製品の面影が残っていないので、結局新たに型をおこしたのかもしれません。
でも、ピコから強力に様々なバリエーションが発売になってしまって、独壇場では無くなってしまいました。大変な市場です。
・・・おしまい。