穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

FLEISCHMANN 432875 DBAG 141 198-2 Ep.5 その2

今や絶滅種

 西ドイツ国鉄での最もポピュラーな顔であったE10,E40,E41,E50のシリーズも、いよいよ140型が終末期を迎えています。E41は一足早く2006年には営業運転から引退してしまいました。

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 この塗色は、彼の日本版TrainSimulatorにおいても製品化されたパッケージのカオになっていましたので、日本でもそれなりに馴染みのあるカタチでした。

 懐かしいですね~ トレインシミュレーター。一時期電車でGo!と共に一世を風靡しましたねえ。今のWindowsでも動作するんでしょうかね~。

 さて、本機は屋根にちょこんとモニタルーフ(カバー)を搭載改造した末期のスタイルがモデル化されています。

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 多分明かり取り窓が必要だったのでしょうか。本機は001号機以外は機関室はフィルターのみになっていて、通電していないと機関室が真っ暗になってしまいます。まあ、外が明るければフィルターの隙間から明かりが漏れてきますが・・・。

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 ちょっと短めで、他のシリーズに比べるとずんぐりムックリしているような感がありますが、ノッチを刻むごとに単位スイッチの入り切りの音が響く走行は、小粒でも精鋭マシンであるという雰囲気が出ていました。

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 それにしても、このモデルはフライッシュマンの金型流用なのか、ロコの金型流用なのか、あまりはっきりしません。動力ユニットのパーツをみても、車体をひっくり返してみても、過去のどちらの製品の面影が残っていないので、結局新たに型をおこしたのかもしれません。

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 でも、ピコから強力に様々なバリエーションが発売になってしまって、独壇場では無くなってしまいました。大変な市場です。

 

・・・おしまい。