お馴染みの貨物機
今から40年ほど前は、首都圏での地味な貨物は、このカマがたくさん活躍していました。
首都圏にとどまらず、直流区間では、全国区のカマだったような感じもします。
それだけに、天賞堂のプラシリーズ機関車の本格参入の初回マシンとして本機が選定されたのは、至極当然のような感じとして受け止めました。今から10年余り前の話です。
早々に売り切れたようで、当時の穂のでんにも2種類入線しましたが、今は他のマシン導入の資金とすべく、他のユーザへ渡っています。
茶色いデッキ付きの旧型電機は、古くから16番では天賞堂の独壇場だった感もありますが(中村精密、サンゴ、鉄道模型社があるではないかという声も聞こえそうだが)、貫通扉とデッキ部分をつなぐ渡り板が、幼い穂のでん坊やには魅力的に見え、高価な天賞堂モデルが手に出来ないことに対して一種の憧れみたいなものがありました。
その中で、廉価版のEF15が発売されたことは、とてもラッキーなことでした。この後続々と旧型電機の発売が続いているのは、良いことです。
とはいっても、欧州型がメインとなった穂のでんでは、どうしても天賞堂のモデルは軍資金の源に化けてしまいます。
困ったものです・・。