穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

天賞堂 52003 EF15 201 その3

旧型電機の最末期

 1984年2月というダイヤ改正は、様々な大変化があったポイントになります。旧型電機のあらかたが、このダイヤ改正で使用停止になったこともありますし、貨物運用の大きな見直しがあってあちこちの操車場が廃止になったこともあります。

 ご多聞にも漏れず穂のでんの身の回りで葉、近所の新鶴見操車場が廃止となったことが最も大きな出来事だったわけですが、それを契機に南武線の貨物列車も牽引する電機ががらりと変わったこともありました。立川機関区が廃止になったのは少し遅れて7月になってからですから、EF15も最後の活躍をしていました。

 さて、この201号機は東京機関区所属のカマでして、製造から廃車まで東京から離れることは無かった珍しい経歴になります。このダイヤ改正の影響で廃車となりました。

 東京のカマはデッキハシゴの端部が白くマーキングされているのが特徴でしたので、ペイントで色差ししました。一度サフを塗ってからにした方が良かった感じです。

 製造銘板はマイナーな日車+富士ですので製品に入っていませんから、ボナのパーツを使用しています。室内のグリーン塗装は若干濃い目のグリーンに塗り替えしています。

 大した手入れはしませんが、懐かしの電機が蘇り、穂のでんの戦列に加わることとなりました。

 

・・・おしまい。