穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

トラムウェイ EF60 500番代 4次車 その2

スピーカの搭載は難儀

 通常のデコーダは、プリント基板と土台の隙間に入れ込むスペースがありますが、サウンドデコーダの長さの収納は無理で、更にスピーカの収める場所も苦労します。

f:id:abebecchi:20170717163440j:plain

 サウンドデコーダ付属の∮23スピーカは収まる場所が無く、早々に諦め。アキバ仕込みのスピーカは相性の問題で選択が無く、手持ちの純正∮20スピーカを入れ込んでみると、なんとかユニバーサルジョイントの空間に収まりそう。

 ただ、スピーカ単体では音量が不足するから、バッフルも組み込みたいと考えます。

そこで・・・

f:id:abebecchi:20170717163640j:plain

 ヒレだけ切除して入れてみると、収まりそうです。でもこの状態では前灯のLED収納ケース(写真では外してある)が付かないので、バッフル全体を右側に2mmほどずらしてあげる必要があります。バッフル本体を切除しても、ウエイトの壁がバッフルの代用になるため、思い切って入るようにバッフルを加工すると・・・

 f:id:abebecchi:20170717163817j:plain

 ここまで切り刻んであげる必要がありました。でもこの結果・・・

f:id:abebecchi:20170717163854j:plain

 収納することが可能となります。音量も十分に確保できました。

f:id:abebecchi:20170717163927j:plain

 ということで、バッフルさんの大外科手術を伴い、サウンド化が完了です。でも、デコーダの搭載場所がまだ確保できていません。そこで・・・

f:id:abebecchi:20170717164016j:plain

 モニター屋根に隠れる部分の車体の本体に大穴を開けて、デコーダを搭載します。ちょうど良い大きさになるんですよねえ、図ったように。

f:id:abebecchi:20170717164109j:plain

 製品純正のパンタグラフは、多分塗装すればそれなりに見栄えが良くなるのでしょうが、結構強度的に不安な感じがしたので、イモンのPS17に交換しました。

f:id:abebecchi:20170717164201j:plain

 モニタ屋根を被せれば、加工は完了。この後、インレタ作業と細かいパーツ取付を行って、手入れを終了します。

 

・・・次回へ続く。