フランスマシン
フランスのマシンは 1116 003-3号機。ピコの品番は71018になります。
こちらのマシンは国旗と同様縦基調のデザインとなっていまして、前面にグラデーションがあり、少々手入れには難儀します。
パンタグラフはピコの187型用を使用したので、少々腰高感があります。ベースをプラで成型してコストダウンをしているので、少し仕方ない面もありますが、ガイシの寸法を模型らしくデフォルメすれば改善される可能性もあります。
さて、このマシンも手入れの変遷がありまして、
入線当初の1エンドダミー化、前灯のLED化とDCC化改造のみの状態。
ゾマフェルドのパンタグラフに交換した状態。
そして今回の上回り細密化改造の状態です。
このマシンは縦基調の塗装のため、実機は肩のフィルタ部にも赤と青の色が入れてありますが、模型はデカール印刷?を使用した製品だったためか、あっさりと省略されて地色の白塗装の状態でした。そこで今回は色入れをしています。
また、窓下の手すりモールド撤去部分の赤と青のグラデーションは、透明デカールを使用してプリントしたものを使用して延長しました。ちょうどワイパアーム取り付けの根元と重なる部分もあり、ボロ隠しが出来ました。
まあ見るに耐えられる改良となりました。
・・・次回へ続く。