クオリティの高いデジタルマシン
111形から大きく変わったところがあって、それはマスコンです。
103形までは、いわゆるハンドコントローラーの流れを汲む、ハンドルのような形状のもの回してノッチを進める構造でありましたが、この111形からノブをチョンチョンとスライドさせることによってノッチを進段させるという構成に変わりました。
電機品は103形とか151形との共通品も多く採用されているそうですが、直流機自体が既に旧式になってますので、本機の引退も近付いていることでしょう。
このモデルはデジタルサウンド装備です。ピコのデコーダが搭載されているもので、最新の5.1というバージョンだそうです。サウンドのクオリティもかなり高く、色々なギミックが楽しめる最近の最新鋭デジタルマシンです。
DCC運転は、鉄道模型の扱いをしっかり注意深く行っていれば、かなり楽しむことが出来ます。線路のメンテナンスが一番重要ですが、車両もDCCを前提としている絶縁強化をした対策が、安心して楽しめる基本の基本ですが、未だに金属信奉が強い日本の16番模型界では、普及しづらいでしょうね。
台車の樹脂化は、一体いつになるのでしょうか。
・・・おしまい。