屋根は難しい???
EF65の屋根表現でいつも悪戦苦闘していますが、このE10.12の屋根に関すると、どうなんでしょうか?と昔の状態を知らない穂のでん坊やは、不思議な感じになってしまいます。
西ドイツ国鉄ということと、1960年代前半という時代から、本機の新製直後の優等列車での活躍情景は、カラーフィルムで記録されているものが散見されます。
それらの屋根を見ると、シルバーでありながらシルバーで無いような、というフワフワ感のある銀色っぽい金属色で塗装されているという雰囲気が伝わって来ます。
本機を箱から出して、一番最初に感じたのは、その屋根のフワフワ感でした。
シルバーのようでシルバーではなく、明灰色のようで灰色ではなく、これはこれはと眺めると、明灰色ベースにパールを吹いたような感じなのかなあ?というようなシルバーです。
当時を伝えるカラー写真の雰囲気が、そのまま再現されたという感じなのですが、果たして実物がこうだったかどうかは、判りません。
まあ、そうは言っても、雰囲気はそんな感じで今までの製品とは微妙に異なる屋根の色表現になっています。
・・・そのうち続く。