着実に進化
ロコの製品は、手を変え品を変え再生産をし続けますが、少しずつ進化しています。このタウラスのもでるも新発売以降、遂に20年を過ぎてしまいましたが、当初の製品から大きく変わっています。
その変遷は、このブログでも事あるたびにタウラスは出現していますので変化を見つけることが出来るとは思いますが、今回のモデルは大きく分類すれば3タイプ目という感じです。
車体構造には大きな変更はありませんが、下回りは2回目から細密化が進み、電装系は2回目からPluxデコーダ対応とLEDに変更され、今回は基板構成も変わっています。
ロコのモデルは1980年代以降も電装系は常に変化が付きまとっていましたので、日本のモデルよりは世の中の情勢を反映しやすい環境になっているでしょう。意外にも日本の電機メーカーは強電系も弱電系も、メカニカルな設計には比較的強いのですが、電装設計となると突如として弱いのが特徴です。
電線の経路設計がまともに生かせないのが日本の弱点。それは模型界でも言えるようです。
・・・おしまい