穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

トラムウェイの8620もサウンド化してみる その2

簡単な工事

 

 電車道謹製のハチロクのサウンド化は、少しの工夫で簡単にセットアップできます。

 少しでも安価に仕上げるため、連結器はシルバーモールドになっています。プラモールドでのシルバー表現は、これが限界ですので今回は取り換えします。

 さて、サウンド化のためバラバラにしますが・・・

 2本のビスで固定されている基板を外すと、スピーカーを取り付けする部分が現れます。この形状は・・・・

 はい、毎度おなじみ秋葉原仕込み50円スピーカーです。

 ところが、このモールドがスピーカーのケーシングと微妙に寸法が一致していてハマらないので、片側のリブはニッパーで除去しました。

 また、スピーカーの背丈が基板取り付けベースよりも若干高いので、そのまま基板をねじ固定で復帰という訳にはいかず、プラ角棒でベースを追加してホットボンドでの接着取付に改造しました。炭水車の容積が十分にありますので、取付高さ変更しても余裕です。この辺りは天ぷらキューロクとは随分違う余裕差です。

 同じ炭水車なのに、なぜにこんな違いがあるのでしょう・・・。

 ついでに連結器も、相当前に染Qメッキ感覚銀塗装をしておいたケーディーカプラに交換してしまいます。1年近く前に塗装をしておいたので、イイ加減剥げることは無いとは思いますが、どうでしょう・・・。

 下から覗くと、コーンの部分が丸見えですので音響効果が大いに期待できます。

 2両とも改造しました。

 そして、LokSound5のスタンダードが余裕で実装完了です。これが本来あるべきDCC対応可能というものです。

 日本の旧来メーカーのモデルが、如何にDCCに対する考えがプアーであるのか、言わずもがなでござんす。

 石炭の蓋をして、DCCサウンド化は完了です。

 染Q銀塗装のケーディーに交換して、随分と引き締まった気がします。

 そして、カマと連結してからデコーダーへデーターの書き込み、というところですが事前に書き込みをしておきましたので、早速動かしてみてパラメーターの調整を始めます・・・。

 

・・・そのうち続く。