戦後製造の戦前機
BB300形は戦前に製造されたマシンですが、戦後に増備された325号機以降は1967年からの更新工事で正面形状が2枚窓になって、先頭部のみちょっと近代化されたスタイルになっています。
最終的にはべトンカラーになった個体もあったようですが、ロコから発売されているのはこのEp.3仕様のもののみとなっています。
側面はリベットがごつごつした古臭いスタイルで、小ぶりのガラリが設置されているのはSSBマシンも連想されます。
側窓が白いのは実物をそのまま再現した状態です。ガラスをペンキで塗りつぶしていたようでして、末期は剥げかかっているマシンもいて、少々みっともない姿になっていたようです。モデルでは白色モールドのプラで再現されています。
モデル自体は1980年代初頭から発売されていた、年季のある製品体系のようです。このモデルはBB8100と同じ寸法の下回り部材をりゅうようしているため、90年代仕様にリフレッシュされたものになっています。
・・・次回へ続く。