青15号に仕立てる
EF61はぶどう色2号で登場し、1965年頃には青色化されました。旅客用として登場したため、SGを搭載する数少ない新系列電機でしたが、クイル駆動装置だったために早々に貨物用に改装されてしまった経緯があります。
ということで、本来EB61は茶色仕上げの製品があるべきなのですが、それに近い茶色メッキ仕上げ?製品は極めて希少のようであり、それ以外は緑色だの赤色だの、トイ的製品になってしまったようです。
尤も、製造期間が短かった製品ですんで、それほどのバリエーションがあるのかあまり知られていないようです。
さて、真鍮製車体の状態は良好でしたので、サフを塗装して下地を整えます。
少々隙間が目立った部品の境界には、パテを溶きパテを浸透させて埋めます。
そして仕上げ後に青15号を塗装し・・・
正面は直流電機宜しくクリーム色に塗装ですが、今回はスプレー在庫整理のために少量残っていた京王アイボリーを塗装しました。この面積ですと、色の違いが判らなくてとっても良いです。
そして、EF61は広島機関区所属でしたので、鷹取仕様の屋根塗装仕上げとしました。EBですので塗り分けはテキトー仕上げです。
・・・そのうち続く。