エッセンスの継承あり
一過性の製品のようであったＥＢ６１ですが・・・
決して短期で終わってしまった製品という訳ではないと感じています。ＥＢと同様に入門シリーズとして昭和５０年代まで発売されていたＥＤ５８のセットと同類で、ＥＤ１００のセットがありました。
穂のでんには所属していませんが・・・
何でＥＤ１００なんだという、附番の真意がわからないのですが、前面のＨゴムが別パーツで構成されているところや、先頭のフォルムは、このＥＢ６１と同じであると見受けています。
そういえば、カツミから実物で存在しているＥＦ５８は、１６番では発売されることなく終わっている？ような気がします。それと引き換え新系列の電機は、ＥＦ６０をはじめ、ＥＦ６５も古くから発売されていました。ひょっとすると新系列の電機は、スケールモデルを購入してほしいからＥＢとしての発売は短期で終わり、消え去っていく部類の旧型電機については、本番製品を作る代わりに自由形ショーティーで発売し続けた、なんていう屁理屈も成り立つかもしれません。
まあ、真意の程は判りませんが、このＥＢ６１といい、同じく短期間で終わってしまったＥＢ６５といい、下回りの動力構造については、当時としては随分とぶっ飛んだ画期的な構成にチャレンジしたという、歴史の事実は残っているという貴重な製品群であることには間違いなさそうです。
・・・そのうち続く。
