穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

サロが無い

庶民派の製品化?の影響??

 スカ型70系のモデルが昨年TOMIXから発売され、そろそろ市場在庫も無くなる感じになって来ましたが、穂のでんにも5両入線しているのみ・・・。残念ながらサロの発売が無いので、晩年のローカル線再現の編成しか組まない前提での商品展開なのでしょうか。。。。

 そして、113系の横須賀線も再発売されましたが、こちらもサロについてはJR分割民営化後の編成を再現する前提らしき商品群。

 ということで、仕方なく作りました。

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 やはり国鉄時代の編成再現には、この個体から避けて通ることはできません。

 車番のレタリングは未だ。。。。 F原御大の、大いなる一番押し1002号車にするのも良いのですが、7両あったのでフナ所属のものでじっくり選別しましょう。

 戯言はさておき、113系には結果として雑多なグリーン車が登場し、はっきり言ってどのグリーン車が編成に挟まっているか?ということで、その編成の再現時代が決まってしまう感がある車系でした。といってもグリーン車が走っていた路線は、東海道線の東京口と大阪口、横須賀線と乗り入れ先の総武快速線と、大きく分けて3編成形態だけですので、ローカル運用が主体の末期の今日では、模型の製品化からサロの選定がイイカゲンになるのは、当然と言えば当然です。

 国鉄時代末期の編成を再現するには、特急型車両の編入車を入れ込むのが魅力的なのですが、穂のでんの目指す国鉄編成は、その少し前となります。よって、この153系由来の個体が最後の活躍をしていた頃が、まさにドンピシャリの時期。

 ゆえに、この個体を再現するには、153系の製品として発売されているサロ153から、実車同様の改造をして113系サロとして編入することになるわけです。

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 トミックスのサロ153を分解します。通常の構成になっています。

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 スカ線は側面行先表示器が標準装備でしたので、実車同様取付改造をします。実車同様行先表示用サボ受を撤去することから始めなければなりません。その後にパーツのHゴム付きガラスの大きさに側面板へ穴あけを追加します。

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 屋根板は、冷房改造をします。トイレデッキ部以外の押込型通風器を撤去します。

 面倒な工事です。

 

・・・次回へ続く。