更にヨダレカケです
定番のロコのヨダレカケです。
細かい部分のつくりは、全然違いますが、全体のフォルムはソックリです。
ロコの103型は、1998年にそれまでの製品から大幅に改良された現行モデルになりました。それまでは実物と同様台枠部と車体部で上周りと下回りの分割となっていました(メルクリンも同じ)が、車体全体を動力に被せる方法に変わりました。このヨダレカケになってから、塗り分け線での分割ということではなくなってしまったのも一因かもしれません。
さて、ロコからこの品番が発売されたのは2003年のこと。ザルツブルク時代の最末期の製品となります。
時期的には梱包の発泡スチロールにより赤塗装が侵食される不具合が発生するものと思われます。穂のでんに入線したのは、銀座4F経由という中古機だったのですが、以前の所有者が事情をよくご存じだったようで、車体よりも大きいサイズのビニルシートで梱包収納されており、被害が全くない状態に維持されていました。入線したのが10年ほど前でしたので、まだ当時の3Fに新品も販売されていた頃での中古入線ということになります。比較的安価(新品と比較して)だったので、導入計画もなかったのに入線と相成ったマシンでした。
早々にデコーダを搭載してデジタル化しています。
現在は多少レベルアップした状態で、このヨダレカケもショートキャブとロングキャブの2パターンがロコから発売されています。
今は昔の103型。日本で話題になることも少なくなりました。