少数派のレイルジェット機
チェコのプラハからオーストリア南部のグラーツまで直通するレイルジェットの運用が出来たのに伴い、在籍しているタウラス3から整備されて準備されました。ÖBBのレイルジェット塗装として準備されたマシンは3両と極めて少数派となっており、CDのレイルジェット塗装機の方が多くなっています。
さて、ピコのマシン整備の比較対象として登場したロコのマシンは、乗り入れ記念のレタリングがされた229号機をモデル化したものが昨年発売されました。
製品は従来から発売されているロコマシンの塗り替え品であり、特に目立った変更はありません。
1216では床下のカウル増設が省略されていて、実用重視のなったのでしょうか。
さて、レイルジェットの登場は2008年でした。マシンと類似した先頭形状の客車を揃えた編成は、固定編成に近い状態になっていてドイツのICE2と似たような使い方です。ただ、マシン自体は客車と分離されることが多いようで、塗装の向きでは通常使用が2エンド側のキャブになるのですが、1エンド側を使用している場合も見受けられ、その辺は臨機応変なようです。
最近日本のテレビでも、シリア難民のニュースでレイルジェットの登場していることが多く、おなじみの列車になったのではないでしょうか。