穂のでん坊やです
このブログの所有者-穂のでん坊やのプロフィールになっている113型の311号機です。実物の本機は保存機に指定されているようで、更新された姿のまま水切りを全体に回す復元を行った変な機関車です。といっても、もともとこの311号機の車体姿の変遷は他の僚機とは異なる一風変わった状況を経ているようです。
さて、穂のでん坊やのプロフィールがこの車両になったのは理由がありまして、ある時期までは欧州HO模型の完成品を改造することなく、買った状態を維持してDCC化やパーツ追加を行っていた穂のでんが、車体の改修や塗装変更を行うなど、ちょっと手入れを増やす改造を実施してみた第1号車が本機であったからです。
これには、銀座4Fのお店が大いに役にたっています。2000年頃以降に発売された、良質なRocoの中古品が安価に出回るようになると、少しの手入れで色々なバリエーションを揃えることが可能となるため、改造能力がプアな穂のでんでも手出しをすることが可能になってきたのです。
前置きが長くなりましたが、まず銀座4Fのお店のショーケースに少々珍しい機関車が積んでありました。
いわゆる「ヨダレ掛け」と呼ばれているEp.4bのOrientrot塗装の110型です。この塗装は模型でも不人気で、Rocoでは2003年に63702として1回発売されたきりになっています。穂のでんでは中古として以前に津島のお店で購入したものが在籍していましたが、今回も中古で入線です。
これをネタに、保存機311号機の現在の姿を再現することにしました。
完成形はコレです。最初に出してしまいます。
これを作るために、弱小メーカである穂のでんでは塗装用のエアブラシを導入することになりました。それまで色の調合で塗装をするということをしたことがなく、スプレー缶で誤魔化す程度の、お怠け工場だったのです。
やはり日本型とは異なり色は作るしかないため、当然の成り行と言われればその通りということでしょう。
・・・次回へ続く。