穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

国際鉄道模型コンベンション 2018 その1

冷夏の第18回

 この時期は毎年、セミの声がガヤガヤしている好天に恵まれることが多いのですが、今年の夏は少々調子が悪いようで、折角のスプレー作業が全く進まない、湿気の高すぎる日々を過ごしています。

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 さて、今年のコンベンションも、あまり天候が優れない日々となりましたが、屋内会場のみの展示となって久しいので、気にしなくても良さそうです。

 入り口では、宮下氏の16番旧型国電がお出迎え。

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 眼のつく高さの入り口に、珍しいリハの20m3扉車の編成。キマに転属する直前の54101で、穂のでん坊やも、まさに坊やの頃にお世話になった一族です。

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 おなじみナハの旧国4連は17m車の編成。なんと川崎方の先頭は運行窓の取付が変則的で有名な16001。オメの配属が有名ですが、一時期ナハで活躍していました。次位のモハ10が反対になっている気がしますが・・・。

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 立川方の先頭は、ノーマルな11200代です。なぜかフチの51と共存しています。

 そのままの勢いで、近くのアクラスのブースを見ると、

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 いつの間にやらシルヘッダー付きの80系が発売になっていたようです。車側灯が少々目立ちますねえ。

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 こちらのキットの発売が延びたようです。SUS車は塗装が面倒なんですよね。

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 こちらはペーパー製?の製作見本。穂のでんが作ると、こんなにキレイには出来ないのですが・・・・。

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 団体の展示には、このように各メーカの既製品を集めて展示しているところもありました。旧新潟色は、多分塗り替えでしょうか。プラ製品だと気軽に楽しめます。

 先のコンテストに引き続き、今度のマイクロでは走っていました。

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 最近の製品が勢ぞろいという感じです。ED62は手頃なんですが、DCC化が難しいようなので、穂のでんには入線していません。

 あちこち見て回ると、興味をそそる電車が居ました。

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 なんと小田急の旧1700型。第2軸が脱線してるのはご愛敬ですが、ゲルリッツ式台車で3扉で扉間3枚窓の関東スタイルの好ましいスタイルが、とても良いです。張り上げ屋根の3次車は見当たりませんでしたが、穂のでんでもいつかは入線させようと考えている一族です。懐かしい金属レールの上に居ます。枕木一本飛ばしのレール固定の道床は、60年代後半~70年代前半の製品でしょうか。製品末期の70年代後半~80年代は、各枕木固定になっていました。

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 橙青の旧塗色がメインの展示でしたが、青帯の現塗装?も若干含まれていました。1900は、ライトケーシングが青の時代があったんですかね。

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 さすがに1900は、色々なバリエーションが展示されていました。近江に行った1600が隣にいます。晩年はワンマン化改造されて活躍していたと思いましたが、西武の3扉車から側鋼体などもらい受けて車体更新され、最近まで動いていました。

 

・・・次回へ続く。

 

PIKO 51804 DB 112 501-2 Ep.4 その1

折角の装備が・・・

 ブルーのE10.3原型マシンはロコのものが入線しているので、今春発売されたPIKOの新製品は入線していません。よって原型構造のモデルは今回が初入線となります。

 この最終増備のグループ原型の製品は、2線式はアナログマシンのみの発売となりましたので、自分でサウンドデコーダを搭載する必要があります。早速ボディと下回りを分解しました。

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 なんとスカートは下回り側の装着。先頭部はダミー化用のオプションパーツが付属していますので、後ほど交換となります。

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 昨日の画像の再掲載となりますが、ボディとの合いが絶妙です。

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 基板を見ると、先に入線したEp.5仕様のマシンと同じ。中央部に機関室用灯具のLEDが左右2個、単位スイッチのスパークを再現するLEDが1個装着されています。

 機関室用はLD5,LD6とパターンに印が、スパーク用はLD7となっています。この基板には上部前灯と運転室灯が前後にそれぞれ1個ずつ準備されていますので、合計7チップのLEDが装備されていることになります。

 それにしても、この基板を見ると、使われていない拡張用の回路がたくさん準備されています。これがフル装備される状態では、どのようなギミックが楽しめるのでしょう。現段階ではその全貌が全く不明ですが、このパターンを設計した段階では、既に装着品の設計も出来ていないと準備できないので、この基板は将来的なピコの野望を予感するものでもあります。

 さて、走行時はどのようなものになるか、基板の見える状態で運転してみました。

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 スパークした時の状況は、写真ではなかなか撮れないので、ビデオキャプチャーです。左右の機関室灯とスパークが点灯した瞬間の部分です。スパーク用のLEDは白、それ以外は温白色です。

 でも・・・

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 原型マシンでは、モニタが完全に塞がれていました。フィルター部分くらいはボディに穴が明いていて、多少光漏れでも再現されるのか?という期待もありましたが、これでは折角のLEDのギミックが、全く外から見えない状況です。。。

 見えないところで、ピカピカやるということでしょう。

 

・・・次回へ続く。

 

お待ちかねのPIKO DB 112

穂のでんならではのマシン登場

 発売後、暫くカールスルーエの模型店に保管してあったマシンがお盆前に到着しました。

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 まさかこの形態がこの時代に発売されようとは、なかなか想定していませんでした。最近のPIKOは精力的に西独時代の車体を矢継ぎ早に発売しています。

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 この前面水切りが無いオリジナルの最終スタイル。68年を飾るE10型の完成形になります。既にコンピュータナンバーの時代になった直後の落成マシンです。

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 屋根のシルバーの塗装が少々微妙なマスキング位置の気がしますが、正確な位置は図面を見ないと判らないでしょう。

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 それにしても、このシルバーの屋根と真紅の特高機器の組み合わせは、実に鮮やかであります。古き良き時代の東西ドイツ国鉄の伝統でしょう。

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 この後、103型の量産機から屋根鋼体のシルバー塗装が廃止され、簡略化の道が開けていきました。

 

・・・次回へ続く。

 

Roco 62448 ÖBB 1116 232-8 “EM2008 Spanien”

燃える色彩

 タウラスのEM2008シリーズも、なかなかお目にかかることはありませんが、製品として発売後10年近くになりますので、そろそろお手入れの必要な時期となりました。

 今回は入線後DCC化したのみとなっていたスペインマシンを走行周りを手入れする(清掃注油する)のにあわせ、サウンド化しました。

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 このマシンもÖBBウェブショップで発売されていました。長らく販売されていましたので、あまり人気が無かったかもしれません。

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 EM2008シリーズのデザインは、国旗の識別帯の向きによりデザインに統一性があります。スペインは横方向なので、このデザインとなっているのでしょう。

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 なんとなく、昔70系に塗装されていた新潟色を彷彿させます。

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 そういえば、最近115系にも、塗装されたようですね。155系の修学旅行用色にも近いものがあります。

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 どっちが真似たといわれても、それは全然関連無いでしょう、という世界です。

 この世代のロコタウラスは、スピーカの搭載に少々工夫が必要です。

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 スピーカのバッフルは2~3mm高さを切り詰める必要があります。デコーダは微妙にスペースに入りきりませんが、高さ方向はあまり気にしなくても車体に干渉はしません。

 スピーカの搭載時に、1端側の前尾灯用のプリント配線が、基板のソケットから抜けないよう、注意深く取り付ける必要があります。装着前にポッティングしてしまった方が良いかもしれません。

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 LS4の装着で、結構楽しいサウンドを楽しむことが出来ます。サウンドライブラリーの ”Long haul" バージョンを書き込むと、貨物列車の発進時のような、長いドレミファを楽しむことが出来ますし、停止時の逆ドレミも再現されています。

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 しかし、このサウンドを書き込むと、マシンのスピードとドレミファの音のタイミングが合わず、相当高速になるまでドレミファをやっています。

 モーターのチャートのチューニングをする作業が結構大変です。なかなかしっくりいかないので、適当な所で誤魔化してあります。

Roco 63820 ÖBB 1116 264-1 "125 Jahre Österreichisches Rotes Kreuz"

これも蔵出し品

 銀座2Fの売り場は、以前の3Fの時代と異なり、新製品の入荷が少なくなっています。また在庫数も絞られてきて、見る楽しみが無くなってきています。

 まあ、日本の鉄道模型店は全般的にそうなってきていて、多分量販店の普及により急速に街の模型屋が淘汰されてしまうことによって、長期在庫品が少なくなる傾向に拍車がかかっているからでしょうか。

 それでも、銀座2Fは種々の事情により、最近ショーケースの片隅に珍しいものが並ぶこともあります。

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 ショーケースに並べられるのは、ここ2~3年以内に発売された製品ばかりなので、各メーカーの新製品のラインナップの記憶にないものがあると、大抵蔵出し品ということになります。殊にロコの製品では製品番号で発売時期が大体特定できるので、ワザワザスマホを検索しなくても、その場で即断できます。

 ということで、随分前に発売された、タウラスの赤十字記念品。

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  発売が2011年ですので、随分と時間が経てしまった感があります。仕様はロコタウラスの初回仕様。8PのDCCソケットで電球ライトとなっています。

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 2端側は随分とあっさりしたデザイン。このマシンもロコ社提供のようで、側面にしっかりとロゴが入っています。

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 どのような経緯でこの製品が死蔵品になってしまったのか分かりませんが、多分3Fから2Fに引っ越すときに、ショーケースの個数が減ってしまったため、長期在庫品は店頭に並べられなくなったからでしょう。

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 確かにタウラスのADマシンは、既に多数発売されていて、その時期にはショーケースもタウラスだらけという状態だったような気がします。

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 左右のデザインはミラー基調になっています。

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 少し古い仕様ですので、床下の機器類は少しあっさりとしています。

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 パンタの舟に少々錆が浮いていましたが、紙やすりで磨いて除去しプライマーを塗布しておきました。

 

・・・おしまい。

Roco 74108 Wagen-Set "alex" Ep.6 その3

微妙なずれ

 1両は、古いIC用客車からの転用品です。

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 製品は新仕様。ラインゴルトのドームカー発売した時に全面改良されたものが流用されています。

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 手すりなどはユーザー取り付け品ですが、従来よりも随分と細くなっています。少々大変な作業です。

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 なんだか床下のレタリングがズレています? というよりも、何か間違っているようです。どうしたんでしょう。ロコには珍しいエラーです。

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 車体のレタリングは、ズレ以外の部分は綺麗に出来ています。

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 印刷の版画が間違っていたのでしょうか。

 

・・・おしまい。

 

Roco 74108 Wagen-Set "alex" Ep.6 その2

郷愁の2段窓

 色々な客車が混結されて運転される同社の列車でも、今回のモデルでは最古参の部類に入る2等客車が2両セットになっています。

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 毎度おなじみ西ドイツ国鉄の客車です。90年代にIR用に大量に大更新されて、今でもICに使用されている仲間が多い中で、ローカル列車用にシルバーリンゲと共に混結されて使用されていた仲間は、特に大きな改造を受けることもなく、2段窓のまま、黙々と使用され続けたようです。

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 モデルでも、旧製品をそのまま流用して、装いだけ変えてみましたという感じです。

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 それでも、床下にもしっかりとレタリングが施されるなど、一応最近の製品標準並みの工作がされています。

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 車番もしっかりと分けられています。そこはロコらしく抜かりないです。

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 自転車を持ち込むことが可能なようになっているようです。といっても3台ということらしいので、片方のトイレを自転車収納室に改造したようです。道理で窓が片側白からスリガラスに代わっていたわけです。

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 室内のパーツは特に旧来のままとなっていて、実車もコンパートメントのままなのでしょうか。

 この2両は、一両ごとに若干仕様が異なるようで、台車が違います。ミンデンタイプの台車ですが、どちらもオリジナルのものから改造がされていますが、ヨーダンパがあるものと無いものとになっています。

 

・・・次回へ続く。