穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

ウィーントラム Manner車のお手入れ編 その6

出来上がり!!

 簡素なモデルですが、雰囲気は良いです。

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 これで前照灯を点灯できるように改造しようとすると、小判状の形状のために、結構面倒な工事が予想され、やはり加工しない方が良いかという結論に達しそうです。

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 2軸のため、模型では集電性能に心配があります。少し車輪が汚れるだけで、随分と状態が悪くなります。そのためには車輪をめっきするなどの、更に手入れをしておく必要があるかもしれません。

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 室内が見えないモデルのため、頑張ってデジタル化しても良さそうですが、そこまで凝る必要は無いでしょうか。それにしても染Qのメッキ感覚シルバーの塗装は、結構良い雰囲気が出ますね。

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 ここまで良い見栄えになると、他のType MやType Nの所属車の手入れもして良さそうな気がします。

 

・・・おしまい。

 

ウィーントラム Manner車のお手入れ編 その5

手入れ違いによる差

 折角なので、旧作と並べてみます。

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 色入れの違いがわかるでしょうか。また装備品の違いも判ります。今回はネットで画像を調べた結果、この1992年バージョンの時は系統表示板が現役末期状態と同じであることが判明し、そのパーツを使用しています。

 色の入れ方も、屋根上機器の色、下回りの色は、画像から想像したものです。やはり調べると、それなりに製品との差異が判ってくるものです。抵抗器は多分灰色の気もしますが、フレームの部分しかわからず、熱せられる部分は普通のペンキではだめなので、塗り分けしています。画像では見分けがつきにくいですが。

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 といっても、適当に仕上げた前作も、単車で見る分には十分楽しめます。決してこれが悪いわけではなく、知らぬが仏でも、幸せです。

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 並べてしまうと、随分と違いますねえ、ということになります。そんなもんです。

 

・・・次回へ続く。

 

ウィーントラム Manner車のお手入れ編 その4

組立

 加工が終わったパーツの状況です。

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 車体の前面には、天井にモールドされていた栓受けを取り付けしました。屋根には昇降用の手すりを線材を使って適当に接着取付してあります。これを付けるだけでも、何となく細密感が増します。

 その他、実車の画像を見ながら、色差しをあちこちにしています。この広告車は1992年のものであるということが分かりました。ネットで調べると出てきましたが、それでも1992年あたりになると情報量は少ないようです。

 動力は、再組立てをします。ギアにはトリックスグリスを注しておきます。

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 何往復もさせて、グリスをなじませます。手入れをしたおかげで、順調な動きです。

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 下回りに装着します。救助網が取り付くことを、今回初めて知りました。

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 車体を被せれば完成です!!

 

・・・次回へ続く。

 

ウィーントラム Manner車のお手入れ編 その3

車体を分解す

 特別製品なので、博物館で販売されている状態よりもレベルアップ部品を使用したものになっています。

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 ふと、天井のモールドに丸い物体があるのに気づきました。以前は見過ごしていましたが、抜けている部分もあるので、イロイロ想像をしてみると、抜けている部分は前面のヘッドライトが寸法的に合致して、その部品がモールドされていたということになります。ということは、残っている部品は、ヘッドライトの上に取り付ける栓受けということです。

 アンテナが片方折れて無くなっていいたので、プラ棒を使用して復元します。

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 プラ接着剤で付けてみましたが、十分なようです。塗装後に本来の長さに切ります。

 パンタグラフは、船のホーンの形状を実車に近いものにします。ちょうどロコの90年代初頭の機関車用の古いパンタが交換後のストックとして保存してありましたので、その上半分を移植しました。

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 交換したパンタは、捨てるのではなく、このような場合に役に立ちます。前回の場合は淡路町のお店で求めたゾマフェルドのトラム用に交換してしまいましたが、今回はこのように改造を加え、実車と同様のシルバー塗装としました。モデルのオリジナルがめっき品だったため、塗装も染Qの「メッキ感覚」のシルバーにしました。

 

・・・次回へ続く。

 

 

ウィーントラム Manner車のお手入れ編 その2

動力の分解

 集電シューが踏面をこすっていたら、不調になるのは時間の問題です。ということで、配線を直接モータに接続してパワーパックのダイヤルを回してみると、当然のようにご機嫌に回転します。ギアと車輪は正常であることが確認できました。

 ということで分解。

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 車輪の清掃、シューの矯正、ケーシングブロックの清掃+再塗装を行います。モーターは新品同様のような状態でした。結局汚れた線路を走っていて、そのうち車輪が汚れて動けなくなってしまった、というところでしょう。シューの接触位置はフランジになるように、ずれを矯正します。この動力装置は微妙なずれで踏面にシューが移動してしまうので、少しキツメに曲げておく必要があります。

 

・・・次回へ続く。

 

 

ウィーントラム Manner車のお手入れ編 その1

追加1両の巻

 年末、久々にオークションを見ていたら、見覚えのある車両が出品されていました。まあ手頃な値段であり、写真での車両の状況は良く、動力が不調ということであったので、まあ確実に落札出来そうということで入札後、結果落札と相成りました。

 で、到着したものは・・・

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 ウィーンの市電博物館で発売されているHalling製のType Mを、どこかの模型店がManner広告をプリントして発売していた車です。

 穂のでんには、既に1両在籍していて、このブログでも紹介済み。コレ。

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 当時は現車の資料を調べもせず、箱に含まれていたパーツで適当に仕上げ、動力とパンタグラフを新品に交換、屋根の白だけ上塗りして仕立てたものでした。

 今回入線してきたものは、商品の状態のままと思われ・・・

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 箱に「モデルバーン」の懐かしい輸入元ラベルが貼ってあったので、多分当時の金山の小林店長の店舗で発売されていたものでしょうか。

 パーツはしっかりと残っていて、パンタグラフにニッケルめっき処理がしてある少々古いホーンの形状のものです。若干錆が浮いていました。

 さて、不調の動力は・・・

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 車体から外してみると、こんな感じ。これでは、不調になるのは当然です。

 

・・・次回へ続く。

 

交換3機種そろい踏み

パンタの見栄え向上は模型ならではの効果

 上から眺めることの多い模型では、屋根上の見栄えが重要です。

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 手入れを綿密に行うと、安価なホビーマシンでもかなりの効果が得られます。TRAxxマシンは色差しの手入れのみで、ホビーのはずが屋根上だけはA.C.M.E.やRocoのTRAxxと同じような見栄えに変身できました。

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 前面の手入れも重要です。穂のでん標準の1エンドダミー化は、連結器やホースのパーツを取り付けるだけで、随分と細密感が増します。

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 その結果、安価なモデルであっても、一見すると良い出来のマシンに勘違いすることが出来ます。これぞ手入れのマジック。