洗濯日和
梅雨の時期の週末晴天は貴重な洗濯日和です。
今日は入換の桃太郎さんを追いかけましょう。
本日の新鶴見はHD300を盛んに入換作業をしていて、ピット横に複数台集結させていましたが、何かあったのでしょうか。
その中で入庫してきた金太郎さんの入換です。
ここに来ましたら、北側の留置へ送り込むことになります。
パンタを1基降ろして、発車します。
ブロア起動と共に、ツリカケの音が響きます。
陸橋下で金太郎が浮かび上がります。これがルミックスの絵作りのクセでしょうか。
とにかく、色がビビッドすぎるのがルミックスのようです。
空コンテナが目立ちます。
さて、ちょいと川崎まで出向くことに。テクテク歩いて矢向まで来ました。
昔は、この白い建物の横の継電器箱のところに車止めがあって、クハ79がこの辺りに止まる感じで留置されていましたが、昭和50年代の半ばに現在の位置へ変わりました。この先が、旧矢向電車区跡地の留置線となります。1本だけ留置されています。
構内については、休日の留置が昼間は無くなったようです・・・。
さて、快速が通過。この先頭車の付近に、かつては引き上げ線に渡る分岐がありましたが、90年代後半に撤去され、上りから留置線に入ることが出来なくなりました。
ブタクサすなわちセイタカアワダチソウが目立つ構内です。国鉄時代は草刈りを頻繁に実施していましたので、こんな状態になることはありませんでしたが、最近は手抜きが激しくなっています。JRでもそのうち先日のしなの鉄道のような脱輪事象がいつ起きてもおかしくない時代がやって来るでしょう。
さて、このコロナ禍のあおりをうけて、南武線南部の高架化計画は、知らないうちに見直しがされていて、この付近は急こう配の高架区間の取付開始部分へ変更となることになったようです。
矢向駅のホーム床盤のホームドア対応工事が1・2番線とも完了しましたので、この南武鉄道時代からのSカーブは少し残されたまま高架化されるようです。この先の区間は、上下線とも西方つまり下り線側に1~2m程移動しますので、カーブ解消にはならないでしょう。先に見えている塚越踏切では、しっかりと車道高さ4.5m以上は確保しなければなりませんので、結構なスタートダッシュを必要とする勾配になりそうな。
本来の計画であった尻手~矢向間の横浜市域の高架化は「諦めた」ということになります。横浜市の補助金がカットされたということでしょうかねえ。
横浜市と川崎市の境界について、最近話題になっていたようですが、その時の話題と実態は真逆でありまして、インフラ整備は横浜市側が取り残されています。
ああ、その話題の写真は矢向駅裏の集合住宅のところでしたね~。
道路を挟んで市境がある場所は、平成になるまで市違いにより下水道が繋げられないからバキュームカーが活躍するなど、結構深刻な問題があったんですよね~。
このように、道路は川崎市、歩道が横浜市なんてところもありますし、ひとつの公園の中に市境があって、その線にそって公園の構造が異なり、更に境の柵まであるという、実にカオスな場所まであります。
まあ、矢向村が横浜市に編入される経緯が経緯なだけに、未だに色々と弊害が残っています。
ということで、この矢向の電留線は見事に残ることになるとともに、尻手~矢向間の4つの踏切は、相変わらず残るということになるという計画ですね。
さてさて、ひょんなことから、こんな電機の整備を続けています。牛歩の如くですが・・・
台車の黒塗装は終わっていますので、次はエンドビームのお手入れになります。
さて、どうしましょう。