久々のE10.12
時々しれっと発売されるE10.12ですが、今回は今までの発売が無かったと思われる、251~254号機の一群となります。
ラインゴルト用ではない急遽準備されたグループなので、正面の西ドイツ国鉄のロゴプレートが省略された、Ep.3時代の一般機と同じ仕様となっており、少し華やかさが欠けているところが製品化に恵まれなかった所以かもしれません。このグループは一部ではE10.2とされる場合もありますが、台車が高速仕様のものなので、E10.12としても良いのかもしれませんが、何故か160km/hでは運用上使われることは無かったようなので、別グループとするのかもしれません。詳細は勉強していないので知りません。
でも、本機の魅力はそのような中途半端なところであり、その魅力を最大限生かすためにはプレートとして装備されていた車番や側面のロゴは、印刷ではなくプレートで表現すべきかということを考え、今回は重い腰を上げて付属のエッチングプレートを装着することにしました。
製品には黒く塗装された状態でエッチング板が添付されていますので、先ずはこれを磨き上げることが必要になります。
マスキングテープでしっかり固定し、余分なところが削れないようにしておきます。
最近は便利なヤスリが発売されていますので、必要な部分だけの平面を綺麗に剥がすことがやり易くなりました。
ウェットティッシュで削り粉を綺麗に拭き取りしまして、
ソリが出ないように丁寧に剥がしますが、少し反ってしまいましたね。
ということで、この後は切り出して車体へ接着となります。
・・・そのうち続く。