穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

Rocoが陥る復活の品質

20年ぶりの再来か??

 しれ~っつと到着した荷物。

 昨年発売予定の新製品だった、「カールスルーエ列車」が、漸く8月末になって出荷され始めました。

 コロナ禍の影響をモロに受けたような感じで、1年くらい発売が遅れたことになります。その影響でか、製造がベトナムになったようです。

 サウンドマシンですが、ZIMOのデコーダの入手性も悪くなっているのが発売遅れの一因かもしれません。

 と言っても、デコーダは全般的に品薄状況となっており、ESUのデコーダーですら今や品切れのケースが出る感じです。日本国内の在庫は、割高なため比較的あるようですが。

 さて、ベトナム製は既にベクトロンでも比較的良好な出来になっていましたので、あまり心配はしていなかったのですが・・・・

 箱を開けると、何やら動く物体を発見。

 なんと、尾灯のレンズが外れているようです。3つも見つけました・・・

 前灯のレンズも外れかかっています。

 ということで、嵌め合い精度が悪いようで、結局反対側の連結面の前灯1灯分のレンズは見つけられず、スペアパーツをポチすることになりました。

 糊併用で付け直しが必要ですね・・・

 念のためチェックをしてみましたが・・・・・・・

 パンタグラフの収まりが不細工です。これは今から20年ほど前、Rocoが倒産騒ぎとなる直前にザルツブルグを撤退し製造拠点を変えた直後に発売されたBR110と似たような雰囲気になってます。

 ちょうど、品番63700がその当該ですね。

 上枠のタスキの組み上げ長さが心もち短めになってしまっているので、下枠が持ち上がり気味でたたまれてしまうんですよね~。

 製造拠点が変わると、この状況が再発するということは部品製造の図面寸法が何等かおかしいのかもしれませんね。まあ、そのうち改善されるでしょう。

 ということもあり、少し歪な折り畳み状況です。

 まあ、スペアパーツを取り寄せても良いのですが、暫く時間が経過してからの方が良さそうですね。

 

・・・そのうち続く。