穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

ツルリン再び見る

ミナールも健在

 ツルリンこと鶴見臨港鉄道は、皆さん良くご存知の通り国鉄に鉄道路線が買収される前の鶴見線を経営していた私鉄です。

 鉄道買収後も、鶴見駅の終点の先にある土地を保有する不動産業として細々と残り、1980年代半ばに今の「ミナール」ビルを建築した際は、京浜東北線のホームから良く見える位置に「鶴見臨港鉄道」の大きな看板を掲げ、その存在感を知らしめたこともありました。

 現在は社名も変わりまして、相変わらずツルリンビルこと「ミナール」を経営して、安定している?ようです。

 さて、週末に暑いので麺を頂いたのちに、ホームに立ち寄ってみたのですが、線路間に残されているタラップがどうしても気になったので平成の初めごろに写した写真を引っ張り出しました。

 クモハ12が本線運用まで賄っていた、JR初期の魅力的な時期でした。

 南武線から引退した101系冷房車に置き換えられています。そして、タラップは見覚えのある形状です。

 そのまま風雨を耐え忍んでいるようです。まあ、使うことは無いでしょうが。